03 Gallery みんなのDIY作品集 / #02 物置製作実況中継 屋根仕上げ編
■水切り
屋根材は、アスファルトシングルを張っていきます。
でも、その前に、水切りとルーフィングを張っていきます。
■水切り
その名のとおり、水を切る。
雨水は地球の引力に引っ張られて下へ下へと流れます。
ですから、水切りもその辺を考えながら取り付けます。
水切りを重ねる部分は、上の水切りが下の水切りを包み込むようにしなければなりません。
これが逆だと、水がどんどん屋根材のなかにしみこんでいきます。
屋根材も端っこの方は、軒のはみ出る部分、つまり屋根材の厚みが11mmしかないところであります。
ここに、水切りを固定するために釘を打ち込むと、ど素人が作った犬小屋状態(犬にとっては恐怖の館)になるわけです。
そこで、とくにこの部分の釘うちは、裏面に釘の先が出る直前までハンマーで打ち込んだら、わざとヨコに釘を打ち、曲げた状態で釘を打ち込みます。
これで、見た目もまずまずです。屋根材の裏側を見ても、釘が出ているところはありません。
だったら、最初から短い釘を使え、という声も聞こえてきそうですが、まぁ、よろしいでしょう。
■ルーフィング
業者によっては、省略されることもあるようです(業界の友人談)。
でも、屋根の下地を守るものですがら、これはしっかりと張りましょう。
水切り取り付けがおわってから、その上に張っていきます。
順番は、軒(つまり下)から、上へ、です。
雨水の流れを考えれば、当然のことです。
とりつけには、タッカーを使います。ホチキスの親玉みたいなもんです。
これで、バシッバシッと止めていきます。
屋根の頂には、念を入れて二重のルーフィングをしてみました。
■アスファルトシングル
まずは、軒部分に、捨て貼りを施します。
シングルの切れ目のある部分を惜しげもなくカットして、捨て貼り用のシングルを作ります。ここはあえて上下逆に貼ります。
その後、下から順番にシングルを張っていきます。
その前に、全体のイメージをつかむため、地面にこれから貼るシングルを、重ねながら置いてみます。
ふむふむ。
屋根材のたて方向が1200mmだから、シングルは7段だな。
1,3,5,7段と、2,4,6段は、ずらさなければならないな。
ならば、この段はあらかじめこのサイズにカットしておこう、と。
カットは、カッターナイフで簡単にできます。
そして張り合わせるのが、シングル用釘とシングル用セメント。
まず、シングル用セメントをシングルに塗っておきます。
それを重ね合わせ、30分ほど放置します。
そして、屋根材に張る段になって、はがします。
はがすとき、あの固めのセメントがねっとりと小さな糸を引きます。
これが付きをよくするのかな、と思うのであります。
重ねて張っていきますので、次に重ねる部分にシングル用釘を打って固定していきます。
15センチほどずらしながら張っていきます。
両端の軒の部分(水切りがあたるところ)は、太いシングル釘ではなく、水切りをも貫通する釘をつかい、OSB材を貫通する手前で曲げうちします。
仕上げは、棟カバーです。
棟カバーというモノが売っているわけではなく、通常サイズのシングルを切れ目にそって3等分するだけで、立派な棟カバーになります。
これにしっかりセメントをつけて、屋根の頂上に貼っていきます。
このときも、重なる部分はシングル釘を使います。
最後の棟カバーは、釘は使えません。使うとここだけ釘が丸見えでみっともないのです。
ここだけは、念入りにセメントをつけ、圧着します。
屋根の頂の棟カバーすべてを足で踏みつけて圧着します。
これで、毎回ブルーシートで養生する作業から開放されました。
もう、雨がふっても大丈夫です。
